クルマと夢の資産術

【2025年版】リセールで損しないスポーツカーの選び方|価値が落ちにくい車とは?

こんにちは!

投資と車が大好きなTパパです。

世間では「車は買った瞬間に価値が下がる」とよく言われています。

これは投資やお金の勉強をしている人ほど、常識として刷り込まれている言葉かもしれません。

確かに、日常使いのファミリーカーや軽自動車の多くは、年数とともにどんどん価値が下がっていきます。

ですが、投資を学び始めた僕が「お金を減らさずに増やす視点」や「出口戦略の重要性」を車選びにも応用したところ、ただの趣味だった車が資産としても機能する存在になりました。

結果として、手放すときに高く売れ、実質的な所有コストがかなり低く抑えられる車選びができるようになりました。

本記事では

  • なぜ一部のクルマは価値が落ちにくいのか?資産になる車とは?
  • リセールが悪いスポーツカーに共通する特徴とは?
  • リセールが強いスポーツカーの条件(ボディカラー・グレード・限定モデルなど)
  • 中古でも価値が落ちにくいスポーツカーの見つけ方と狙い目の年式

これらを「趣味と資産形成の両立」という視点で、車の資産価値や選び方について実体験ベースでお伝えしていくので、ぜひ読んで頂きたいです。

車好き投資家が気づいた「価値が落ちにくい車」とは?

投資を始めてから、僕は「買って終わり」ではなく「売るときの価値」を意識してモノを選ぶようになりました。

その中でも車は、ある意味“資産”としての可能性を秘めています。

価値が落ちにくいクルマの共通点

価値の落ちにくい車種には、投資的に見ると共通点があります。

  • 生産終了・限定モデル(供給が止まる)
  • 高性能なエンジン車(今後の排ガス規制で絶滅傾向)
  • ブランド力と人気の高さ(需要が安定している)
  • 海外市場でも評価が高い(輸出で価値上昇)

例えば、僕が注目している車でいくと…

  • レクサス LC500 (自然吸気V8エンジンが希少)
  • ポルシェ 911 (長年人気&海外需要も強い)
  • アウディ RS3 (コンパクトで高性能&5気筒エンジンが魅力)
  • シボレー コルベットc8 (初のミッドシップ化&正規流通の少なさ)

こういった車は、「買えるうちに買っておくことで将来の価値が守られる」可能性が高いです。

※ただし、こういったスポーツカーは新車価格が高額である一方、中古車市場ではある程度価格が落ち着いてから価値が安定する傾向があります。

たしかに、レクサスLC500やアウディRS3などは初回車検までに数百万円の値落ちが見られますが、中古車でこの「初期減価」を回避できれば損失を抑えつつも魅力的な車を手に入れられます。

なので、LC500やコルベットC8のような人気車種は、ある一定ラインまで下がったあとは価格が横ばい、あるいは上昇に転じることもあるので、「底値での購入」が資産性を高める上で非常に重要なポイントになります。

それでは、それぞれの共通点について解説していきます。

生産終了・限定モデル(供給が止まる)

車のリセール価値に大きな影響を与えるのが「供給量の変化」です。

すでに生産終了となったモデルや、期間・台数限定で販売された車は、今後手に入らなくなるため、中古市場での希少価値が急上昇します。

特にスーパーカーやスポーツカーの場合、メーカーが環境規制販売戦略でモデル廃止に踏み切るケースも多く、供給が止まると価格が一気に高騰することもあります。

もう新車で手に入らない」という事実が、その車を資産に変えるポイントです。

高性能なエンジン車(今後の排ガス規制で絶滅傾向)

V6・V8といった高性能な自然吸気エンジン車は、今後ますます希少になります。

ヨーロッパや日本を中心に進む排ガス規制(CO2規制・燃費基準)の強化により、大排気量エンジンは段階的に市場から姿を消していく流れになってきています。

現在でも、世界中で排ガス規制やEVへとシフトチェンジしていく動きがみられており、2035年には日本も「ガソリン車の新車販売終了」を掲げています。

つまり、「今しか買えないガソリンのスポーツカー」=将来価値が上がる可能性があるということです。

特にNAエンジンや大排気量モデル、MT車などは海外でも需要が高く、希少性も加わって価格が落ちにくいのが実情です。

なので、環境面では逆風でもエンジンの音・加速・操作感に価値を感じる層は一定数存在するため、中古車市場では今後も評価されやすいと思います。

ブランド力と人気の高さ(需要が安定している)

車は「人気」と「ブランド」で資産価値が大きく変わります。

トヨタ・レクサス・ホンダといった国産ブランドはもちろん、ポルシェやフェラーリなどの輸入車ブランドもブランド力=リセール力と言っても過言ではありません。

また、車種単位で見ても

  • 長年続く名車(例:ランドクルーザー、プリウス)
  • 若年層からの支持が高い車(例:N-BOX、ヤリス)
  • 子育て世帯に人気 (例:ヴォクシー、アルファード)

などは安定した需要が中古市場でも続く傾向にあります。

人気車種は“欲しい人”が多いため、年式が古くなってもそれなりの価格で売れやすいのが強みです。

海外市場でも評価が高い(輸出で価値上昇)

日本国内だけでなく、海外からも人気の高い車種は輸出需要により買取価格が高騰することがあります。

とくに中東・アジア・アフリカ市場では、日本車の信頼性が高く、ランドクルーザーやハイエース、アルファードなどが高額で取引されているケースも。

円安や国際情勢によっては、「日本国内よりも海外で高く売れる」ことも珍しくありません。

輸出が視野に入るモデルは、国内の需要が落ちても資産価値を保ちやすいため、リセールを狙う人にとっては見逃せない視点です。

リセールが悪い車やスポーツカーにも共通する特徴とは?

これまで、資産価値が残りやすいことばかり触れてきましたが逆に、リセールが悪く”損しやすい車”もあります。

価値が落ちにくい車を選ぶなら、“逆に損しやすい車”の特徴も知っておくことで、失敗のリスクを避けられます。

以下のような傾向がある車は、購入後すぐに価値が下がることも多いため注意が必要です。

  • 外車の新車購入は損をしやすいことも。リセールに要注意
  • 不人気色や独自カスタムされた車
  • モデル末期・フルモデルチェンジ直前に買った車

外車の新車購入は損をしやすいことも。リセールに要注意

外車(輸入車)の多くはモデルチェンジが早く、型落ちになりやすいため、数年で市場価値が大きく下がる傾向があります。

特に「Cクラス」「A3」などのエントリーグレードや大量流通モデルは、リセールバリューが国産車以下になることも珍しくありません。

Tパパ

僕も20歳の頃にアウディQ3SBに一目惚れした結果、新車で購入し2年半乗りましたが、売却時に痛い思いをしてしまったのは今でもいい思い出です(笑)

加えて、外車は維持費(パーツ代・整備費)が高額になりやすく、売却時の査定もシビア。新車で買った場合、短期で売却すると大きな損失になる可能性があります。

ただし、中古市場ではすでに価値が落ち切った車体をお得に買えるため、外車を楽しみたいなら認定中古車などを狙う方がコスパは高いです。

Tパパ

次に外車を購入するとしたら、間違いなく認定中古車を選ぶと思います。

(実際に外車を売却し痛い目にあった話が気になる方はこちら⇩)

不人気色や独自カスタムされた車

外装色が奇抜(パープル・ゴールドなど)だと、需要が極端に狭まりリセールに悪影響が出やすいです。

純正パーツ以外に変更(マフラー・エアロなど)すると買い取り時にマイナス査定になりがちです。

ただし、車をカスタムしていても売却時に「純正戻し」が可能であれば、リセール価値にはほとんど影響してきません。

資産性を保つなら「白・黒・グレー」など万人受けする色+ノーマル車が基本になります。

・純正パーツを保管しておくことが重要!

→捨てずに保管しておけば、売却前に戻すだけで高額査定が狙えます。

・カスタムパーツ自体も別で売却(ヤフオクやメルカリ)できるので、結果的に大きな損失を避けることも可能です。

ですが、加工が必要なカスタム(溶接・穴あけ・塗装変更)などの元に戻せないものには注意が必要です。

この場合は「改造車扱い」となり、買取店によっては査定ダウンの対象になります。

なので、🚙カスタムを楽しみながら価値も落としたくない人は「純正パーツの保管」と「ノーマルに戻せる仕様」を意識してみてください。

モデル末期・フルモデルチェンジ直前に買った車

フルモデルチェンジ直前の車両は、新型が登場した瞬間に“旧型”としての価値が急落します。

特に外観デザインや内装が大幅に変わるケースでは、市場での評価が一気に落ち込み、買取価格にも明確な差が出ます。

ただ、レクサスのような一部ブランドは例外なパターンもあります。

レクサスはフルモデルチェンジの周期が比較的長く(7〜10年)、モデル末期でも「すぐ型落ち感が出る」という状況にはなりにくいです。

また、マイナーチェンジ(内外装の軽微な改良)はリセールにほとんど影響を与えないことが多く、旧モデルでも高値で売却されやすい傾向にあります。

たとえば…

  • LC500は2017年の登場以降、2025年現在もフルモデルチェンジされいませんが、リセールは非常に高水準を維持。
  • ISやRCなども長期間設計が変わらず、一定の人気を保っている。

このように、レクサスのような高級ブランドや、長寿モデルを展開するメーカーであれば末期でも安定感があります。

ただし、「すぐに売る予定がある人」は新型登場後の購入or高リセールの中古車選びが無難です。

【少しでもリセールに不安がある方はこちらで相場をチェック⇩】

リセールが良いスポーツカーの条件とは

スポーツカーは、見た目やスペックだけでなく「どの仕様を選ぶか」でリセール価値が大きく変わります。

同じ車種でも100万円近い差がつくこともあるため、以下のポイントは外せません。

リセールが強い条件
  1. ボディカラー:定番カラーが圧倒的に有利 ➡(白・黒・グレーが鉄板)
  2. グレード選び:中間~上位グレードが狙い目 ➡(安いベースグレードは見た目・装備面で見劣りし、売却時に価格競争になりがち)
  3. 限定モデル / 特別仕様車は鉄板 ➡(販売台数が限られるモデルはリセール◎)
  4. 駆動方式・トランスミッション ➡(FRやMRは本格派スポーツカーとして評価されやすく、価格も安定)

これらは「レクサスLC500」「GRヤリス」「カマロSS」「ポルシェ911」などにも共通します。

Tパパ

見た目だけでなく“市場で評価されやすい仕様”を選ぶことが、資産価値を保つコツになりそうですね!

中古でも価値が落ちにくいスポーツカーの見つけ方と狙い目の年式

冒頭でも少し触れましたが「リセールが強い=新車で買うべき」ではありません。中古での購入こそが“賢いスポーツカー投資”のスタート地点になることも多いです。

おすすめは以下の2パターン⇩

①初期の値落ちが落ち着いた「3〜5年落ち」が狙い目

新車は登録から2年で約20〜30%下がるのが相場です。

なので、その値落ちが一段落した時期に買えば、さらに下落しにくくなります。

例えば、レクサスLC500を見てみると…

(画像:カーセンサー公式より)

Tパパ

新車価格はおよそ1500万円なので「初期減価」の影響はそこそこ受けていますが、四年落ちのモデルにしては中々いい値段で残っていますね。

(画像:カーセンサー公式より)

さらに、こちらのモデルでは2017年式でなんと900万円代で売られています。

もちろんグレードやオプション・車両状態で相場は変わってきますが、同年式+過走行でも800万円代はキープできているのでこの価格帯が一旦の底打ちになっている可能性が高いと見れます。

ただし、LC500h(ハイブリッドモデル)は中古価格がガソリンモデルより安いですがハイブリッドバッテリーの交換といった懸念点があるので注意が必要です。

②修復歴なし・内装の状態が良好な個体を選ぶ

同じ年式・距離でも、修復歴の有無や内装の劣化具合で車の価値は大きく変わります。

事故歴がある車や、内装が荒れている車・喫煙車などは市場価格より低い場合が多いので安さに飛びつかないようにしましょう。

こういった車は敬遠されがちなので、「見た目のキレイさ」と「履歴の透明性」こそが資産価値を保つ鍵になります。

過走行車両でも整備の記録がきちんと残っている場合は購入を検討するのもアリです。

【まとめ】リセールの良いスポーツカーは”趣味と資産性”の両立ができる

従来は車は資産にならないと言われてきましたが、近年の中古車市場や生産終了トレンドを見ると、スポーツカーは資産価値のある実物資産として再評価されています。

なので、この記事で解説したことを意識すれば趣味として楽しみながら”損しない選び方”ができると思います。

今すぐ売らないけど…」という人でも、相場を知るだけで資産形成の武器になります。

この際に、ぜひ一括査定サービスを活用して愛車のリセール価値を把握しておきましょう!

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