クルマと夢の資産術

外車のリセールは悪い?2年で売却してわかった真実【実体験】

こんにちは!車好き投資家のTパパです。

いきなりですが「外車はリセールが悪いからやめとけ」て車好きはもちろん、車のことに詳しくない方でもよく耳にしますよね。

ですが実際のところ、本当に外車は国産車よりも資産価値が落ちやすいのでしょうか?

僕自身、以前アウディQ3SBを新車で購入し、2年半ほど乗ったのちに売却した経験があります。

その体験を通じて「リセールが悪い」という噂がどういう意味なのか、具体的に理解できました。

この記事では、外車のリセールは本当に悪いのか?という疑問を実体験ベースで解説し、後悔しない車選びや売却時のヒントをお伝えします。

外車のリセールは本当に悪いのか?

結論から言うと、”一般的な外車は、国産車よりリセールが悪い傾向が強い”です。

ただしこれは、すべての外車がダメという意味ではなく、車種・グレード・乗り方次第で評価が大きく変わります。

たとえば…

  • フルモデルチェンジ直後の新車外車 → 特に下がりやすい
  • CクラスやA3などのエントリーモデル→ 大量流通により価値が落ちやすい
  • セダンやFFモデル → 他車との差別化が難しく値崩れしやすい
  • ディーラー系下取りのみで売る → 査定額が低くなる傾向あり

外車にはこのようなリスクがあり新車で購入するとリセールで損してしまいやすいので注意しましょう。

【実体験】アウディQ3SBを2年半で売却!リセール価格の現実

僕が新車で購入したのはアウディQ3SBのSラインのFFガソリンモデルです。

内装も外装も気に入っていましたが、子どもが生まれてファミリーカーへ乗り換えることになりました。

そのときのデータはこちら⇩

  • 購入価格:約610万円(オプションや手数料込)
  • 売却価格:約331万円(※ディーラー下取り査定は270万円)
  • 売却時期:購入から約2年半後の初回車検前
  • 走行距離:約2.8万km

つまり、2年半で約280万円の下落(=年110万円の減価)という結果に…。

なぜここまで下がったのか?

  • 【新車購入だった】→ 初期値落ちが激しい(登録時点で50〜100万円減る)
  • 【外車SUVは競合が多い】→ 人気の分、中古市場で差がつきにくい
  • 【Sラインでも希少性不足】→ スポーツモデルほどのプレミアがつかない
Tパパ

需要と流通量、再販価格は冷静な市場評価で決まるという事実を痛感しました。

リセールを重視するなら、どんな外車を選ぶべき?

僕のようにリセールで失敗しないためには、「人気× 長く人気が続く車種」を選ぶのがポイントです。

たとえば…

車種 リセール傾向
MINI(3ドア/5ドア/クロスオーバー) 限定色や特別仕様は価格安定・女性人気も高い
フォルクスワーゲン ゴルフ(ハイライン/R-Line) 高年式・上級グレードは安定、中古市場で定番
BMW 1シリーズ(Mスポーツ) グレード・装備で差が出るが人気仕様は強い
BMW 4シリーズ(Mスポーツ) 新型登場前後は値下がりするが、中古需要は安定
メルセデス・ベンツ Aクラス 高年式・AMGラインは比較的高値で売れる
メルセデス・ベンツ CLAクラス 人気グレードは安定、ベース仕様は値下がり早め
ジープ ラングラー SUV需要と希少性で高リセール維持
ジープ レネゲード 人気色以外は値下がりやすい
プジョー 208 中古市場の競合多く値崩れしやすい
アウディ Q4e-tron 外車EVはかなりリセールが悪い

このように、日常使いできる外車でも「人気モデル×需要の高さ」でリセールは大きく変わります。

購入時の工夫:認定中古車はリセール損を減らす”賢い選択肢”

新車と比べて大きく値下がりした状態で購入でき、しかもディーラー保証・整備付きの「認定中古車」は、リセールを意識するなら非常に狙い目です。

特に外車は、新車登録から1〜2年で数十万〜100万円以上値下がりすることも珍しくありません。

そこであえて「値落ちした後の認定中古車」を買えば、その後のリセールで大損しにくくなるのです。

認定中古車のメリット

初期の値落ちリスクを避けられる:

新車は登録直後に数十万円〜100万円以上下落するケースが多いですが、認定中古車はすでにその「初期減価」を経ているため、購入後の下落幅が小さくなります。

ディーラー保証・点検付きで安心:

認定中古車はメーカー基準の点検や整備がされ、長期保証が付くことも多いです。

購入後の故障リスクを減らしながら、リセール時にも「保証継承可能」という付加価値がつきます。

整備履歴・状態が明確で査定評価が安定:

車の過去の整備履歴や修復歴がしっかり記録されており、査定時にもプラス評価につながります。

状態が良いと売却時の価格交渉も有利になります。

自分で整備できる人や外車を得意とする販売店を見極めれる人以外は、認定中古車以外の販売店で購入すると痛い目をみる可能性があるので注意が必要です。

新車との比較例

項目 新車購入 認定中古車購入
購入価格 約500万円 約360万円(1〜2年落ち)
3年後のリセール 約300万円 約280万円(値落ち済みで下落幅が少ない)
損失 -200万円 -80万円(大幅軽減)

※金額は一例。車種・年式・相場により変動します。

💡 PR:認定中古車を探すなら公式ディーラー検索が便利

認定中古車は台数が限られるので、早めの情報チェックがおすすめです。

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売却時の工夫:諦めかけていた査定額が一括査定で大幅アップした話

僕がアウディQ3SBを売却したとき、最初はディーラー下取りで査定してもらいました。

その金額は270万円台

当時は「まあ外車だし、こんなものかな…」と、正直あきらめかけていました。

でも念のためと思い、一括査定サービスを利用して複数業者に見てもらったところ、最高額はなんと331万円でした。

たった数分の申込みと立ち合いだけで約60万円アップという結果に。

Tパパ

この差額があったおかげで、次の車の頭金や諸費用にも余裕ができ、家計的にも大助かりでした。

一括査定を使って良かったポイント

僕が実際に一括査定を使ってみて良かったことは

  • 複数の買取業者を一気に比較できる ➡ 価格差が数十万円になることもあるので、比較しないのは損。
  • 店舗を回る必要がない ➡ 最寄りや自宅まで出張査定してくれるので時間や移動費の節約になる。
  • 営業電話は想像より少なかった ➡ しつこい営業はほとんどなく、スムーズにやり取りできた。
  • 同じ一括査定内で価格交渉できる ➡ 他社の査定額を見せて競り合ってもらえるのが強み。

この中で特に良かったところは、「同じ一括査定内で価格交渉できる」です。

最初はどこの業者も出方を伺いながらあえて査定額を低く掲示してくることが多いのです。

これにより業者同士が張り合う形となり、査定額を限界まで引き上げることに成功しました。

💡こちらが実際の査定結果です(一部モザイク済み)

Tパパ

何もしていなければこの+60万円は無かったと思うと、行動していてほんとに良かったと実感しています。

まとめ|外車でもリセール損を最小限にする方法

外車は国産車に比べてリセールが悪い傾向があり、新車購入直後の値落ちは特に大きいのが現実です。

僕自身、アウディQ3SBを新車で購入して2年半後に売却した際、約280万円の値下がりを経験しました。

しかし、今回紹介したように購入時の工夫」と「売却時の工夫を取り入れることで、この損失は大幅に減らせます。

購入時の工夫:認定中古車を選ぶことで初期値落ちを回避

・新車時の急激な値落ちを避けられるうえ、ディーラー保証付きで安心。

・購入後数年経っても価格が安定しやすく、売却時にもプラス評価がつきます。

売却時の工夫:一括査定で複数業者を比較して最高額で売る

・ディーラー下取りより数十万円高く売れる可能性が高く、実際に僕も60万円アップで売却できました。

・面倒そうに見えても、比較せずに売るほうが確実に損。

💡 今外車を検討している方は、まずは認定中古車の在庫をチェックし、売却予定の車があるなら一括査定で市場価格を把握してみてください。

そうすることで、購入も売却も失敗しないカーライフが送れると思います!

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