こんにちは、当ブログ管理人の Tパパ です!

高配当株投資は、うまく付き合えば安定した配当収入を得ながら資産形成できる魅力的な投資手法です。

一方で、選び方を間違えると減配や株価下落によって思った以上に資産を減らしてしまうこともあります。

私自身、これまでに利回りだけを重視して失敗した経験があり、その反省から「配当が続くか」「企業に体力があるか」を重視する投資スタイルに切り替えてきました。

現在は、企業の業績・配当性向・自己資本比率・キャッシュフロー・決算でのガイダンスといった数字を軸にした高配当株投資を実践しています。

この記事はこんな人におすすめ
  • 高配当株に興味はあるが、利回りだけで選んでいいのか不安な人
  • 減配リスクをできるだけ避けたい人
  • 高配当株で長期的に安定した資産形成を目指したい人
  • これから高配当株投資を始めたい、またはやり直したい人

この記事では、その実体験をもとに利回りに惑わされず、長く安心して保有できる高配当株の見分け方を解説していきます。

高配当株で失敗する人の共通点

利回りランキングから選んでしまう

初心者が最もやりがちなのが、「配当利回りが高い順」に銘柄を並べて選ぶことです。

しかし、利回りが高く見える理由の多くは、配当が増えたのではなく、株価が下がった結果なのです。

この時点で、すでに市場から評価を落とした企業を自ら選びにいっている可能性があります。

Tパパ

株価が下がっているということは、何か悪材料が発生して下げている可能性が高いのでまずは、何が原因で下げているかを見つけてみましょう。

なぜ高配当株は「利回りだけ」で選ぶと危険なのか

配当利回りは、企業の魅力を直接表す指標ではありません。

なぜなら、利回りは「株価」「配当額」という2つの要素で決まるからです。

株価が大きく下落すれば、配当が変わらなくても利回りは高く見えます。

その裏には、

  • 業績悪化
  • 将来性への不安
  • 減配リスクの高まり

といったネガティブ要因が隠れていることが少なくありません。

高配当株を見分ける3つの重要指標

① 配当性向|80%超は要注意

配当性向とは、利益のうち、どれだけを配当に回しているかを示す指標です。

配当性向が高すぎる企業は、利益の大半を配当に使っている状態のため、業績が悪化すると真っ先に減配されます。

目安として、80%を超える銘柄は慎重に見るべきです。

② 自己資本比率|30%以下は危険ライン【※銀行株は例外アリ】

自己資本比率は、企業の財務の安定性を表します。

30%を下回る企業は借入依存度が高く、不況時に減配・増資といったリスクが一気に高まります。

高配当株投資では、30%以上を一つの基準にすると安全性が上がります。

ただし、

銀行株は例外です。

なぜ銀行は自己資本比率が30%を下回ることが多いのか?

銀行は、預金を集めて貸し出すこと自体がビジネスモデルです。

そのため、

  • 預金=負債として計上される
  • バランスシート上、負債比率が極端に高くなる

という構造上、自己資本比率は必然的に低く見える特徴があります。

実際、多くの銀行株では自己資本比率が10%台〜20%台でも珍しくありません

なので、大切なのは

自己資本比率は「業種別」に見る

それぞれの業種特性を理解したうえで、見るべき指標を押さえていきましょう。

③ キャッシュフロー|営業CFが命

配当の原資は、会計上の利益ではなく実際に手元に入る現金(キャッシュフロー)です。

特に重要なのが、

営業キャッシュフローが安定してプラスかどうか。

ここが不安定な企業は、無理に配当を出している可能性があります。

3つの指標をまとめてチェックする

チェック項目 目安 見方・ポイント
配当利回り 3.5〜5% 高すぎる利回りは減配リスクが高い
配当性向 80%以下 利益の範囲内で無理なく配当を出しているか
自己資本比率 30%以上 財務が安定しているかの目安
営業キャッシュフロー 安定してプラス 実際に現金を稼げているかが最重要

※ すべてを完璧に満たす必要はありませんが、
複数項目で基準を下回る銘柄は避けるのが無難です。

【補足】企業分析に使っているツールについて

こうした

  • 配当利回り
  • 配当性向
  • 自己資本比率
  • 営業キャッシュフロー

といった指標をチェックする際に、個人的に一番使いやすいと感じているのが「Yahoo!ファイナンス」です。

Yahoo!ファイナンスは、

  • 決算・財務データが一覧で確認できる
  • 配当推移や業績の流れが直感的に分かる
  • 無料でここまで情報が揃う

といった点で、初心者〜中級者まで十分使える企業分析ツールだと思っています。

実際、この記事で紹介している銘柄も、最初のスクリーニングはほぼYahoo!ファイナンスで行っています。

実際のポートフォリオではどうしているか

これらの基準を踏まえ、私自身が現在保有している高配当株ポートフォリオは別記事で公開しています。

理論だけでなく、実際の選定例を確認したい方は参考にしてみてください。

まとめ|高配当株は「派手さ」より「生き残り」

高配当株投資で大切なのは、「利回りの高さ」ではなく「配当を出し続けられる体力」です。

利回りだけで飛びつかず、配当性向・自己資本比率・キャッシュフローを見ることで、避けるべき高配当株はかなり減らせます。

高配当株投資は、欲張らない人が最後に勝つ投資。

「長く持てるか?」この視点を忘れず、安定した資産形成を目指していきましょう。

※当サイトに掲載している内容は一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の勧誘ではありません。投資はリスクを伴うため、必ずご自身の判断と責任にて行ってください。