こんにちは!スーパーカーを夢見る20代投資家のTパパです。
FXと聞くと、何やら夢のある投資の世界を思い浮かべる方も多いかもしれません。
僕も「副業で稼いで、いつかはスーパーカーに乗るんだ」と思っていました。
しかし、実際には多額の損失や借金といった厳しい現実が待ち受けています。
FXではその危険性やリスク管理の重要性について、詳しく考える必要があります。
この記事では…
- 僕がFXで100万円を溶かした危険性と実体験
- その経験から学んだ”継続できる投資の考え方”
- 今から投資を始める人や損失を出して悩んでいる人に伝えたいこと
- 「短期」と「長期」の二刀流
について、実体験をもとにまとめています。
こんな大損した話を聞くとFXは怖い・危険というイメージがあると思います。
ですが、結論から申し上げますとFX自体が悪いわけではありません。
適切な資金管理やメンタルを整えることによって十分にリスクを減らすことができ、むしろチャンスにもなります。
このブログを通じて、単なる投資の情報だけでなく、リスク管理の重要性や心理的要因についても理解を深めていただければ幸いです。
では、一緒にFXの危険性について見ていきましょう!
目次
FXで100万円を溶かした危険性と実体験
FXの危険性は、特に多くの人が抱える悩みの一つでその理由は想像以上の損失が発生する可能性があるからです。
実際に僕は、転職した際の退職金と余剰資金の一部を使い、1年間で100万円もの損失を出してしまったのです。
当時の僕は、SNSでの爆益報告やリアルトレード動画を見て「これならいけるぞ」と意気込んでいました。
最初は30万円でスタートし、少し利益が増えたところで「才能あるかも」と錯覚。
すぐにレバレッジを上げて50万円、80万円と資金を追加しコツコツと利益を積み重ねていましたが、最終的に市場の変動に振り回され感情的なトレードを行ったことが大きな要因となりました。
FXは短期間で資金を増やせる半面、かなり怖い一面があり無策で臨むのは避けた方がいいと痛感しました。
僕のような失敗を繰り返さないためにも、しっかりとした知識やメンタルを持つことが、勝ち続けるためのベストアンサーだと思います。
FXの世界では、決断が遅れると損失が膨らむため、戦略的なトレードや知識・メンタルが求められます。
FXで経験する含み損とその影響について
FXでの含み損は、多くのトレーダーにとって心配の種です。
その影響は、日々の生活や資産形成にまで及ぶ可能性があります。
例えば、含み損を塩漬けしてしまうと、生活基盤が揺らいでしまうことも。
当時の僕は含み損が発生すると一日中、相場から目が離せなくなり常にチャートを監視していました。
酷い時には、夜中に目が覚めてしまい含み損が拡大していないか5分おきに見てしまうぐらい重症化していました。
もちろん、こうなってくると本業にも支障が現れてきます。
仕事中にもかかわらず含み損が気になり集中できなかったり、業務中に資金がロスカットされ損失(-20万)を確定させてしまい働いてる意味を失いつつありました。
こうした損失が積み重なり、気づけば100万円もの損失を確定させていたのです。
許容損失額に基づいたレバレッジ調整や損切りラインを設定し、自身の資産を守ることが今後の成功につながります。
損切りできなかった理由
では、なぜ僕は損切りができなかったのでしょうか?
その答えは過去の成功体験に囚われすぎていました。
それは、損切りをせずに 自分のポジションまでレートが戻ってくるまで待つ というトレードで一番やってはいけないことをしており、これが何回も成功してしまい利益を維持できていたことが要因でした。
さらに、このトレードでなにより危険なのが一発で相場から退場してしまう可能性があること。
仮にレバレッジを15倍掛けて買いエントリーしたとすると、含み損は15倍のスピードで広がっていくことになります。
こうなると、追加で買う余力も無くなり含み損を塩漬けしてしまいます。
最悪の場合、追証になる可能性も十分あり得ます。
FXをやらなきゃよかったと感じたこともあった
FXをやらなきゃよかったと感じた理由は、いくつかの要因が絡んでいます。
- 退職金をつぎ込んでしまった結果、退職金のほとんどを失い経済的な恐れがあった
- 家族との時間が取れなくなり後悔した
- メンタルがボロボロになり本業に集中できなかった
- 24時間市場が開いているので相場のことが頭から離れなかった
結局、すべてを終わらせた後に気づくのは、普通の生活に戻ることがどれほど安心できるかということです。
エントリーに時間をかけ、投資の仕組みや管理を詳しく理解しない限り、存在しない可能性の世界で翻弄されるのがオチです。
なので、FXで大きく勝つことよりも負けないトレードができるようになってから始めることが大切だと思いました。
負けパターンから学び、勝てるようになった考え方
FXで安全に稼ぐためには、まず自分の意思決定が大切です。
投資の世界では、特に過去の成功事例や失敗事例から学び、リスクを管理することが重要になってきます。
まずは自身の収益目標や、退職金などの資産をどのように増やすか、しっかり考えたいところです。
その上で、FXにおけるマイルールや情報収集は欠かせません。
以下に、僕が失敗をしてきて感じたことや初心者の方にこれだけは気を付けてほしいことをまとめました。
- 高いレバレッジを避け、損切り・利確ラインを設定する
- 損切り後に感情的なトレードをしない
- 急騰・急落に飛びつかない
- 再現性と根拠があるトレードを意識する
僕も最初にこれをできていれば100万円も失わずに済んだので、これから「FXを始める方」や「損失を出して悩んでいる方」は、この4つを意識してもらえるとかなりリスクを抑えれるトレードができるので、ぜひ実践してみてください!
では、それぞれの活用方法を詳しく解説していきます。
高いレバレッジを避け、損切り・利確ラインを設定する
高いレバレッジを避けることは、特に投資初心者にとって大切なポイントです。
皆が「儲けるためには大きなリスクを取らなければならない」と考えがちですが、実は運用の安定こそが成功の鍵といえます。
そのため、これから始める方や、なかなか勝てずに悩んでいる方は、必ず低レバレッジでトレードしてみてください。
たとえば、高いレバレッジをかけていると、わずかな市場の変動で大きな損失が出ることもあります。
そのようなときは、冷静に損切りラインや利確ラインをあらかじめ設定することで、さらなる損失を防ぐことができます。
例えば、僕の実体験で表すと…
- 買いエントリー後、レートが予想とは逆方向に動き、含み損が発生する
- 含み損を抱えたことで、「早く含み益に戻ってほしい」と願うようになる
- 損切りラインを決めていなかったため、どこで損切りすべきか判断できず、結果として大きな含み損を抱えてしまう
- その後、運よくレートが買いエントリーポジションまで戻り、わずかな含み益が出る
- これ以上損をしたくないという心理から、わずかな利益で利確してしまう
- 買いエントリー前に損切りラインと利確ラインを事前に決めておく
- エントリー後、レートが逆行したため、損切りラインで自動的に損切り
- 結果として損失は小さく抑えられ、次のチャンスを冷静に待つことができた
- 逆に、想定通りレートが伸びた場合は、利確ラインでしっかり利益を確保
- 損小利大のトレードができ、精神的にも安定した運用につながる
このように、僕がここまで資金を失った理由は損切りができなかったことや、利益を増やせれなかったことにより損失が拡大してしまったからなんです。
損切りを決断することは難しく感じるかもしれませんが、過去の成功や実績を参考にしながら、自分の気持ちを整えていきましょう!
日本の金融市場やSNSでも、こうした管理が大事だと指摘する声が増えています。
歴史的に見ても、成功している大企業やトレーダーは、しっかりとリスクを管理しているので、一般の投資家もその仕組みを利用すれば収益を上げることができます。
僕がSNS上で見てきたなかで、損切りを正しく行えていないトレーダーで勝っている人は一人もいませんでした。
損切り後に感情的なトレードをしない
損切り後に感情的なトレードをしないことは、投資家として成功するための重要なポイントです。
感情が決断を左右することで、せっかくの利益や自己資産を無駄にするリスクが高まります。
例えば、ドル円が下落しており損切りラインにてロスカットされたとします。
多くのトレーダーはこの損失を取り返したくなり、市場目線とは逆のポジションを建ててしまい、さらに損失を広げてしまうことがあるのです。
「この辺りで上がるはず」と直感的に感じてしまうことがあると思います。
しかし、過去の歴史から見るとその判断が裏目に出ることがかなり多いです。
この経験からも、感情を元にした買付は失敗に繋がりやすく、相場から生き残るためには冷静さが必要です。
だからこそ、感情を鍛えて、損切り後は次なる戦略を考えることが大切です。
収益を上げるためには「運や気持ち」に頼らず、しっかりとした意思決定を持ち、感情に振り回されることなくマイルールを整えて、冷静に市場の動きを見極めていきましょう。
急騰・急落に飛びつかない
急騰や急落に飛びつくことは、リスクが大きい行動です。
特に初心者の頃は、相場が急上昇・急下落していたら置いていかれたくない為に、本来のエントリー位置より高値・安値でポジションを持つことになってしまいます。
こうした市場の動きには「必ず要因」があります。
過去の歴史を振り返ると、このような場面でのエントリーにより大きな損失を被った例もあります。
感情に流されて直感で判断するのは危険なので、エントリーする場合は市場が落ち着いてからエントリーしてみてください。
再現性と根拠があるトレードを意識する
FXで勝つためには、再現性と根拠があるトレードが必須だと思うようになりました。
多くの人がFXで負ける理由のひとつは、「なんとなく上がりそうだから買う」「SNSで誰かが言ってたから売る」といった再現性も根拠もない”勘トレード”をしてしまっているからです。
僕自身、過去に何度も「今回はいけそう」と根拠のないエントリーでお金を失いました。
一時的に勝てても、同じことを繰り返して安定して勝てる保証はありません。
だからこそ大切なのは、
「なぜエントリーするのか」「なぜ損切りするのか」を自分の中で言葉にできること。
テクニカル分析・ファンダメンタルズ分析などの自分のルールに基づいてトレードし、同じ状況なら誰がやっても同じ判断ができる形を目指すべきです。
これができないと、運任せのギャンブルと同じになります。
逆に言えば、再現性と根拠があるトレードができれば、余計な感情に振り回されず、安定して利益を積み上げる土台が作れます。
FXで大損したことを活かした勝ちパターン
FXで100万円を溶かした経験から、僕が一番強く感じたのは「お金を増やす方法は一つじゃない」ということです。
それ以来、僕はお金の運用を”短期”と”長期”で分けて考えるようになりました。
この二刀流こそが僕の勝ちパターンになります。
短期では少額×低レバレッジでゆっくり稼ぐ
短期で稼ぐ手段としてFXを完全にやめたわけではないです。
ただし、過去のように「一気に大金を稼ごう」とは考えなくなりました。
- 低レバレッジで運用し、リスクを最小限にする
- 生活資金や長期用資金とは完全に分けた少額を運用
- 毎月コツコツ数千円~数万円の利益を目指す
- 失敗は必ず振り返る習慣をつけた
こうすることで、メンタルに優しいトレードを行いながら利益を確保していけるようになりました。
また、失敗を必ず振り返る習慣をつけたことによりギャンブルではなく「成長する投資」になりました。
- 勝ちトレードも負けトレードも、なぜそうなったかを記録
- エントリー前後の感情をメモする
- 次に同じ失敗をしない仕組みを作る
(実践中の少額で始める低レバレッジ×スイングトレードはこちら⇩)
長期では時間を味方につけた
一方で、資産形成のメインは「長期投資」に切り替えました。
- 高配当株を買って配当金を受け取る
- NISAを活用して税金を抑えつつ、インデックス投資で世界に分散する
- 子どもの将来や、自分の夢への資金をコツコツ増やす
短期のFXとは違い、長期投資は「一気に大金を稼ぐもの」ではありません。
ですが、時間を味方につければ、ほったらかしでコツコツ増えていきます。
かの有名な投資の神様であるウォーレン・バフェット氏の教えでこんな言葉があります。
「急いで金持ちになろうとしてはいけない」
「短期間で急いで金持ちになろうとするのではなく、金持ちであり続けることの方が重要だ」
この言葉の意味としては、短期間で急いで金持ちになろうとせず、長期的な視点で資産を築くことが重要だという意味です。
このように、急いで金持ちになろうとすることは過去の僕や投資初心者がやってしまいがちなことなので、集中投資は避け「短期」と「長期」でリスクを分散しながら資産形成をしていただきたいです。
【まとめ】FXで大切なのは「負けない期間を積み重ねること」
投資は一発で大きく稼いだ人が勝ち組ではなく、どれだけ長く市場に残り続けられるかがすべてです。
僕も一度は大きな失敗をして資金を溶かしましたが、それでも今こうして投資を続けていられるのは、「無理をしない仕組み」を作ったからです。
市場に残り続けることができればチャンスは必ずきますが逆に、退場してしまうとチャンスを手にすることもできなくなります。
なので、もしこれから投資を始めるなら
- FXのような短期投資は少額から経験値を積んでいく
- 株やNISAを長期目線でコツコツ資産を増やす
この2つを組み合わせてみてください。
相場は明日も動き続けます。
焦らず、自分に合ったスタイルで長く続けることを一番に考えてみてください。
ここから一歩踏み出す人を心から応援しています!